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クリスマスと真珠湾攻撃(日米開戦、太平洋戦争)を覚えて [剣道とキリスト教]

クリスマスと真珠湾攻撃(日米開戦、太平洋戦争)を覚えて


「平和の君」主イエス・キリストのご降誕を記念し、心より祝います。
 
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12月は、私たちの主イエス・キリストのご降誕を記念し世界中で祝う「アドベント」と「クリスマス」です。
神様の平和が全世界の人々に訪れますようにと、切に祈ります。
 
今村均、佐々木季邦、笹森建美、笹森順三、新渡戸稲造.jpg


同時に12月、私たちが忘れてならないのが、12月8日の「真珠湾攻撃」と日米開戦、太平洋戦争(支那事変も含めた「大東亜戦争」)です。
 
戦後70年にあたり、日本人として真実、冷静に歴史的事実を見つめ直し、非は非として認め、心からの悔い改めと未だ謝罪と償いがなされていない事柄や人々に対しては、真実に対応することが求められます。
けれども、国家間で、また、各種団体間で、そして個人や当事者間でなされた謝罪や償い、また、締結された条約や取り決めにおいてなされた合意事項においてそれらの約束や契約事項が履行されたのであれば、これを「記念の石塚」として尊重し、さらなる責任追及や謝罪の繰り返しをしないことを決断する(いわゆる、「肝に命じる」)ことです。
責任追及や謝罪は、繰り返されれば繰り返されるほどに「軽くなり、軽薄になり、真意や心情が伝わらなくなる」ものです。
 
特に、私たちキリスト者は、救い主イエス・キリストによって結ばれた「新しい契約」(エレミヤ書31章・ヘブル書8章)に生きる者として愛と真理と平和(シャローム)の道を歩むことが求められます。
 
Heb. 8:12  
なぜなら、 わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、彼らの罪を思い出さないからである。 」
 
 
以下は、8/31に、コルネリオ会(防衛関係キリスト者の集い)に送ったメールです。
 
 
12/6(日)の大阪学生剣道連盟から講師の要請を受けた、「第17回 大阪学生剣道連盟 OB・学生合同研修会 講演」では、今村均陸軍大将と片山日出雄海軍大尉の信仰とその生涯にも、言及したいと願っています。
 
2015_大阪学生剣道連盟_OB・学生合同研修会.jpg
 
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コルネリオ会
会長:石川信隆様
皆様へ
 
いよいよ来週(2015 - 9/10〜9/13)は、EA Interaction (アジア軍人キリスト者大会・東京) ですね。
担当者の皆様は、お仕事と Interaction の準備で忙しい毎日を過ごされていることと思います。
集会の祝福を心よりお祈りいたします。
 
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安保関連法案の審議の動向に伴い、国会の議論やマスメディアの取り上げ方、そして一般市民の受け止め方の問題点にも、気付かされる昨今です。
 
 
毎年、8月の終戦記念日が近ずくと、ニューギニアで戦死した母方の伯父(井草信男:陸軍少尉)のことを思います。
 
伯父が持っていた文語訳の新約聖書(ギデオン協会)が手元にあります。
時々、これを見るたびに時の世相やニュース、マスメディアの動向などに左右されずに、地の塩・世の光として自らも地道に、また、静かに「平和の君」のしもべとして生きていきたいと思わされます。
 
今日、向陽書房 古書部 より、今村均著「祖国愛」が届きました。出版社の古書部からの本なので、古書ですが未使用の本でした。
明日には、「我ら戦争犯罪人にあらず 復刊「幽囚回顧録」 単行本 – 2010/7/11」も届くと思います。
「『三畳小屋』の伝言」も、読みたくなりました。
 
あお福音ルーテル教会の植田哲昭牧師が記している、教会のホームページの『愛に生きた日本人』の記事「陸軍大将「今村 均」をご紹介させていただきます。
 
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『愛に生きた日本人』
ー陸軍大将「今村 均」ー
 
あお福音ルーテル教会の植田哲昭牧師が、教会のホームページの『愛に生きた日本人』のサイトで、陸軍大将「今村 均」さんのことを詳しく記されています。
  
第二話 敵を愛し、敵からも慕われたクリスチャン軍人・・・陸軍大将「今村 均」
 
http://ao.sekl.fi/page011.html
 
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ジャワ島での現地住民に慕われた軍政とラバウルでの第八方面司令官としての完全自給体制を構築しての米軍への備え、そして、B級戦犯としての禁固十年の服役の後に帰宅して作った「謹慎室(三畳小屋)」で自らを幽閉しての生涯。
今村は、ラバウルの収容所では、熱心なクリスチャンで帰国後に牧師になる予定だった、片山日出雄海軍大尉を牧師役を頼み、オーストラリア軍と交渉しラバウルの収容所の中に教会をつくる。
 
<産経 WEST 2014-0811 >
【戸津井康之の銀幕裏の声】

ラバウル島、海軍大尉は「日豪が仲良く手をとりあう日の近からんこと」と手紙に書き、豪州兵の死刑執行を受けた、豪州人は激しく後悔した…マッカーサーと直談判した男(下)
 
http://www.sankei.com/west/news/140811/wst1408110007-n1.html
 
・・・
 
こんな片山を慕う収容所の兵士は多かった。ある兵士はこう証言している。
 「片山大尉は死刑確認の当日まで、英語のレッスンをやっていたが、その日午後、呼び出しがあると、いよいよ自分もお別れである、今のうちに分からないところは全部聞いてくれといって笑った。すでに彼は神の子であった。私の脳裏にいまも去来するものは、片山大尉の完爾としたあざやかな影像である」
 
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戦後70年。
戦地でキリストの愛と真実な生き方を模索した、幾多の将校や兵士たちがいたことも心に刻みつつ、私たちも遣わされたところで「平和を作り出す者」とされたいと念願する昨今です。
 
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● 井草 晋一
日本メノナイトブレザレン教団
武庫川キリスト教会 協力牧師
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ピヨ バイブル ミニストリーズ
  代表:井草晋一
http://piyo-bible.com
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